『デザイナーと道具』

デザイナーと道具
人は大きく言って「道具になんかこだわらない」派と、「とことん道具にこだわる」派に別れる。前者はその辺にある100円ボールペンでコピーの裏紙に書きなぐるので全然問題ないと言い、後者はいつも使っている筆記具が手元にないと全く仕事にならないという。
各界で活躍中のデザイナーたちの愛用品を紹介した本書を読んで、意外にもデザイナーと呼ばれる人のなかにも、前者のタイプがいるんだと分かった。
で、こだわり派の皆さんは、揃いも揃ってステッドラーファーバーカステルの芯ホルダーを使っているんだな。ちょっと購買欲をそそられるが、しかし自分の普段の仕事では、そもそも鉛筆自体あまり使わない。いわんやシャーペンをや。