「八」という数字

つれあいと八岐大蛇のことを話していて、「そういえばどうして古事記日本書紀には『八』という数字が多いの?」と聞かれた。確かに八十垣とか八雲立つとか八洲の国とか、八は多い。「末広がりだから」というのは大陸から漢字がもたらされて以降の考え方だと思うけど。
個人的に推理するに、漢字の「八」よりももっと前に、思想としての易経とか道教の考え方が古代日本に導入されていたとして(卑弥呼が使っていたという「鬼道」なんてのも道教の末流?)、そこですでに八という数字が重視されていたことの影響ではないか、と考えた。
しかしこういうのをどうやって調べたらよいのか、当たるべき本の探し方すらちょっと見当がつかないな。