La fille aux cheveux de lin
「亜麻色の髪の乙女」とは何者なのか? 私は何故だか南の島の少女をイメージしていたのだが(多分、島谷ひとみの歌のイントロが、ウクレレ調のアルペジオのせい)、スコットランド人の少女というのが正解らしい。
1.フランスの詩人ルコント・ド・リールが「スコットランドの詩」という詩集のなかで「亜麻色の髪の乙女」という詩を読む
2.その50年後、ドビュッシーがこの詩にインスパイアされて同名の前奏曲を作る
3.そのまた60年後、黒人・日本人ハーフの歌手・青山ミチが「風吹く丘で」というタイトルで歌う(が、諸々のトラブルによりお蔵入り)
4.その数年後、ヴィレッジ・シンガーズが「亜麻色の髪の乙女」として演奏しヒット
5.さらにその30年後、島谷ひとみがカバーしてヒット