静岡:炭焼きレストランさわやか

能楽とは全く関係なく、今日中に静岡に移動しなければならなかったので、観能を終えたその足で千駄ヶ谷駅から品川経由、下りの最終新幹線で静岡へ。
ホテルの最寄り駅へ着いたのはもう深夜だったが、静岡県民の多くが口をそろえて「おススメ」というハンバーグレストランへ行くために、今日はここまで夕食を我慢していたのだ。土砂降りのなかタクシーを拾って、そのお店「炭焼きレストランさわやか」へ。
何のことは無い、ファミリー向けハンバーグチェーンのお店なのだが、名物「げんこつハンバーグ」は県民にはソウルフードとも言える存在。静岡県内にしか店舗がないため県外からの旅行者にはほとんど知られていなかったのが、磐田市出身の長澤まさみがメディアで紹介したことから、ここ数年で急に脚光を浴びることになったらしい。
で、深夜に頼んだ「げんこつハンバーグ」がこちら。

文字通り大人のげんこつ大の肉塊が焼けた鉄板に乗せられて登場。
手元の敷き紙を胸の前に持ち上げさせられ、ウェイトレスさんが眼前で「こぶし」をナイフで真っ二つにし、鉄板にジュウジュウ押し付ける。飛び散る肉汁。程よく焼け目が付いたところで「お待たせしました、お好みのタイミングでお召し上がりください」とウェイトレスさんは下がっていった。
つなぎ無し、牛肉100%のこだわりのハンバーグ。力強い弾力のある噛みごたえ。なるほど、これは旨い!