西へ東へ

今日は移動の多い一日だった。
朝から新幹線で滋賀へ。ここで検査に立会う。アーティストの横から素人が出てきて、いろいろ作品をいじり、あげくに言った一言、「だいぶらしくなってきたじゃない」…あんたが言うなよ。
検査はササッと見届け次第静岡に折り返す…はずだったのだが、予想以上に時間がかかったのと、その後「じゃあ食事でも…」という話になり、てっきり大津あたりでの話かと思いノコノコついていったら、京都市内まで出て行っての本格的なディナーとなる。
「芸術家ごとに作品の相場があらかじめ決まっていてカタログのように名鑑に載っている」とか、「ブロンズ像は一つの型から10回ほど製造できるが、2,3回目に製造したものが(型の角がちょうどよく取れて)もっとも具合が良い」とか、「動物にも整体がある」等といった興味深いお話をうかがった。料理ではフカヒレと鶏肉の土瓶蒸しというのをいただいたが、これは大変旨かった。


東海道新幹線上りの最終電車でなんとか静岡へ。寝過ごしたらアウトだったので、疲れていたけれど必死に目をあけていた。