Stormy Monday

6時半頃にかかってきた電話のコール音で起こされた。長男と長女が通っている幼稚園の連絡網で、「台風15号が近付いているので今日は休園」との知らせ。


正午前、職場にとある団体がやってきて、すったもんだの押し問答。台風とはなんら関係のない件だったが、後から考えたらその後にやってきた嵐の予兆だったのかもしれない。


昼過ぎから会社の窓を叩く雨が尋常ではなくなってきた。滝行をやっているかのような通行人たちをブラインドの隙間から見下ろしつつ、「今日は早めに帰るか台風が抜けるまで待つかのどちらかだな」と考える。首都圏を抜けるのはちょうど帰宅ラッシュの時間。
夕方、会社の上のほうが「今日は各自の判断で早めに帰ってよい」との判断を下す。いろいろと片づけをして、結局社を出たのは17時頃。すでに遅きに失した感もあったが、通りかかったタクシーを捕まえ、同じ方面の上司数名と帰宅。
都心を抜けるまでに見た光景。みんなすでに傘を差すのを諦めてる。折れて打ち捨てられたビニール傘よ。幹線道路のあちこちで並木が倒れ、それによってひどい渋滞が起きていた。
3月の地震の日を思い出したが、今日もいろいろと役に立ったのはtwitterだった。私鉄の名前や幹線道路の名前で検索すると、リアルタイムでその辺にいる人のツイートが入ってきて、状況把握に役立った。
結局、普段の倍以上の時間をかけて家に着いた。