とうかさんの夜

ほろ酔い加減で店を出て、路面電車で横川一丁目から広電本社前行きに乗り、途中原爆ドーム前を通過しつつ、紙屋町西の停留所で下りて広島の繁華街の中心へ。
実はこの週末は、広島三大祭りの一つ「とうかさん」が催されていて、街はかなりの人手だった。

「とうか」というのは「稲荷」の音読みらしい。昔からこのお祭りは、その年初めて浴衣を着る日という位置付けだそうで、街なかも浴衣姿の市民で埋まっていた。

東日本の節電ムードなどどこ吹く風、きらびやかな装飾がまぶしい。


広島の地元の方たちが「鯉のぼりの季節も終わったからね」、「勝ちぐせなんてつくわけないからね」と、カープの近況について諦観をあらわしていた。