カジノ特区問題
今回の震災からの復興策の一環として、6月に入って(やや唐突に)「仙台にカジノを作って復興の基礎に」という話が一部で持ち上がっている。
ちょうど上記『現代パチンコ文化考』にも、欧米におけるカジノ導入の地域経済への成功例のちょっとした分析があったので、タイムリーに思った。
それによると、カジノが地域経済に好影響を与えた例として、雇用創出、観光客誘引、福利厚生の充実(カジノ運営会社による地元への還元)などが挙げられていた。
もっとも全てのカジノが必ず成功しているわけではなく、成功した場合は
- 周りに他にカジノギャンブルを楽しめる環境がない
- 自分の地域以外からの客が中心
- 規模が大きく集約的な施設である
という共通点が見出せるという。
だがこれらは全て仙台だろうが沖縄だろうが、日本においては当てはまりにくい…と思うのだが、どうだろうか?