2011-03-23 「デス・プルーフ」 cinema クエンティン・タランティーノのB級趣味炸裂の映画「デス・プルーフ」を見る。 前半と後半で対になるような女性グループが主人公として出てくるのだが、美人のジャンブル・ジュリアもバタフライも、あっという間に無残な姿になってしまう前半パートは面白かったが*1、後半のカーチェイスは正直ダレた*2。 わざと入れられたフィルムの傷(いわゆる「雨」)や音飛びも含め、「グラインドハウス・ムービー」というジャンルの雰囲気を出しているのだろうが…。そこについていけるかどうかが全ての鍵。まあ、寝る前にソファに寝転がってダラダラ見るにはちょうど良かった。 *1:バタフライの前でスタントマン・マイクが詩をつぶやき、「ラップダンスはしないのか?」という台詞からセクシーなダンスまでの一連の流れはこの映画の白眉。 *2:テキサス州オースティンからテネシー州レバノンへ舞台が移る。14ヶ月後。何か意味はあるのか?