時代が追いついた(?)

NHK大河「江」の次は平清盛40年ぶり
 「龍馬伝」、来年の「江」に続く、2012年のNHK大河ドラマが、平家をテーマに描かれることが22日、分かった。関係者によると、主人公は平清盛という。平家を主軸にした作品は、72年に仲代達矢平清盛を演じた「新・平家物語」以来で40年ぶりとなる。源平の時代を扱うのは滝沢秀明が主演した05年「義経」以来で7年ぶりだ。
NHK大河「江」の次は平清盛40年ぶり - 芸能ニュース : nikkansports.com

一番好きな幕府が鎌倉幕府で、吉川英治の『新・平家物語(全16巻)』をまさにオンタイムで読んでいる私にとって、このニュースには正直驚かされた。NHKの大河担当者が私の行動を監視しているのではないだろうか…?(完全な被害妄想)
ちなみに大槻教授もこの夏の読書は『新・平家物語』だとブログに書いていた。
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-5b03.html


しかし「主人公は平清盛」というのも、やや月並みではないか。まして40年前に既に『平家物語』をやっているのだから。
源平争乱から鎌倉時代にかけての最重要人物はもちろん源頼朝だが、私が最も魅力を感じるのは後白河法皇。清盛、義仲、義経、頼朝と渡り合った人間力(運も含め)は、相当な奥深さを感じる。この人目線で『平家』をやれば面白いのに。