『浜崎あゆみ物語』

今輝く歌姫たち 浜崎あゆみ物語
新潟市立図書館(通称「ほんぽーと」)の子供向けコーナーの一角で、「今輝く歌姫たち」という気色悪いシリーズを見つけて、そのうちの一冊『浜崎あゆみ物語』を冷やかしで借りてみた。
家に帰って私より先に興味本位で読み始めたつれあいは、20分で読み終えたらしい。もともと子供向けの文字が大きな本だから、遅読の私も40分くらいで読破。
本郷陽二という人が書いたらしいが、巻末にある参考資料のトップに「スポニチアネックス」、以下「オリコン」、「JUNON」、「日経エンタテイメント」、「週刊新潮」、「女性セブン」といったところが続くあたりで、まあ何をかいわんや…といった感じなのだが。ようはその辺のゴシップ誌ネタを一次資料とし、適当につなげただけの代物。すっからかん。…と思ってよく見たら、本郷氏は「作者」ではなく「編者」となっていた。なるほどね。
あゆがアイドル時代に出したデビューCD「Nothing from Nothing」はラップだったとか(廃盤)、本格歌手デビュー前にニューヨークに1ヶ月滞在しボイストレーニングをしたとか、歌のタイトルが全て英語なのは「聴く人が都合のいいように解釈できるから」という意味合いがあったとかいうのは、初めて知った。どうでもいいんだけど。
あと、「ayumi hamasaki 2001-2002 COUNT DOWN LIVE」というライブのMCで、「前のほう、座らないでくださ〜い。ねぇ、どう思う〜。今、一番前で見てんのにさぁ、座ってたよ。感じ悪いね〜」とか発言し大騒動になった事件*1とか、そういうのあったなー。

*1:車椅子の少女が座っていたのにこの発言によって無理やり立たされたとか、いろいろと噂が噂を呼んでバッシングが起こった。実際には最前列にいたスタッフに対しての発言だったらしい。いや、真相は知らないけど。