情熱の薔薇?

ある人の誕生日プレゼントとして、写真のような花束が届けられたのを見せてもらった。7色の花弁の薔薇…実はこれ、造花ではなくちゃんとした生花なのだ!
ネットでチラッと調べてみたところ、花卉生産の本場オランダで開発された「Rainbow Rose Alice」という薔薇だと分かった。と言ってももちろん天然の色ではなく、詳細は企業秘密らしいが、それぞれの葉脈を通して7つの色を吸い上げさせることにより、もともとは白色の薔薇をこんな色にしているようだ。
参考:レインボーローズ アリス オランダの虹プチブーケ


…しかし私は、これを見て「凄い」とは思っても、「キレイ」とは思えなかった。
「気持ち悪い、気持ち悪い」と何度も繰り返して言ったので、この花束をプレゼントされた人もやや気分を害していたようだった(すみません)。でもあまりに人工的で、本当に気持ち悪かったのだ…。
薔薇はもともとは東アジア原産の植物で、それが西洋に持ち込まれ品種改良を重ねて現在の洋バラができた。それが行き着くところまで行ってこういうのを作り出してしまうというのも、いかにも西洋的感覚というかなんというか…。