ブラントンの行進

北関東の某都市を訪れている。年明けに雪に降り込められたのと同じ街。
こちらに着いたのはすでに夜になってからだったが、以前から目をつけていた老舗のバーへ行ってみた。銀座の某有名店でシェイカーを振っていたこともあるというマスターは、当然あらゆるジャンルのお酒について豊富な知識を持っており、いろいろ興味深いお話を聞くことができた。


マスターから聞いた話の一つ。
「ブラントン」といえば私も好きなバーボンの銘柄で、そのキャップにケンタッキーダービーの出走馬をイメージしたフィギュアが付いているのが特徴だ。そのフィギュアをよく見比べると微妙に異なるシルエットがあり、それぞれの下部には「B」とか「L」といったアルファベットが浮き彫りになっている(マスターに言われて初めて気付いた)。
これらを全てを集めると「BLANTONS」の8つのアルファベット…つまり銘柄の名前となり、疾駆する競走馬をコマ送りで切り取ったシルエットになっているのだそうだ。なかなか粋な趣向だ。
しかしブラントンは10年以上前から飲んでいるが、昔はこんなキャンペーンをやっていなかったように思う。いつ頃から始めたのだろう?


シルエットの詳細は、輸入代行元の宝酒造のサイトを参照のこと。

Blanton's 8 Caps Club
http://www.takarashuzo.co.jp/products/blanton/


さらに米国のオフィシャルサイト(なかなか凝った作り)では、集めた8つのキャップをディスプレイするための、こんな商品も通販しているようだ。