新潟:手打十割蕎麦 天手古舞

来週新車が納車される予定だが、いま乗っている車は私が初めて自分で購入した車で、かれこれ9年ほど乗っており愛着(愛憎?)が染み付いている。
その車で最後のドライブを…ということで、以前もこの日記で紹介したことがある*1、新潟の豪農の家を改装した「北方文化博物館」へ行ってきた。と言っても目的は、その敷地内にある「天手古舞(てんてこまい)」という蕎麦屋さん。

博物館名物の藤棚の奥、土産物屋の並びにその蕎麦屋はあった。「蕎麦を食べにきた」と門で告げれば、入場料なしでここまで入ってこられる。
平日の昼間、しかもピーク時を外して行ったので、小上がりの席でゆったりとくつろぐことができた。窓際に座れば、この藤棚や、大きな桜の木が目に入る。花の季節にはすばらしい眺めだろう。
蕎麦は、私の好きな細めで腰があり角の立った麺。それをやや塩気の多い汁につけてすすると、この季節の蕎麦だがなかなかに香りが楽しめた。一緒に頼んだかき揚げがまた豪勢で、イカや貝柱、玉ねぎといった定番のほか山芋やオクラなども入っていた。ちなみにつれあいが頼んだ天ぷらせいろには、蕎麦がきの天ぷらもついてきた。
料金がやや高めだったが、雰囲気も込みで充分満足。新蕎麦の時期になったらまた訪れたい。博物館の庭の紅葉も見に来よう。




風邪を引いていた愛息&愛娘も、だいぶ快復してきた。