みのむし

昼食後、父と母が金沢に帰った。
その後教育テレビの「美の壷」再放送を見ていたら、特装本と呼ばれる特殊な装丁の本を紹介していた。
その中で驚いたのが小島烏水という人の『書斎の岳人』という本の装丁。なんと! 1冊につき30匹分の蓑虫の蓑を用いて装丁がされているのだ。1,000部限定の稀覯本だそうだが、ということは…30,000匹の蓑虫(の蓑)を使って作られたということになる。
ちなみにこれは、大正から昭和にかけて数々の特装本を世に送り出した装丁家斎藤昌三の手によるものだとか。
詳細はこちらのページで…。

美の壷 - File26 文豪の装丁
http://www.nhk.or.jp/tsubo/arc-20061027.html