動物のツボ

昨夜はご近所に住む獣医師の夫婦と、家族ぐるみで食事会をした。
その席で聞いたところによると、奥さんのほうが「動物に対する東洋医学療法」というのを現在勉強しているそうで、犬猫にも鍼を打ったりすることがあるのだとか。


「動物に鍼を打つときのツボ(点穴)はどうなってるんですか?」と尋ねると、これは人間のツボをもとにして、経験的に調べられたものがあるそうだ。なんか胡散臭い話だとも思ったが、人間に身近な家畜*1については必要に迫られて経験的に施療法が発達していて、中国でもやはりこれらに対する東洋医学が昔から発展しているのだそうだ。
この中でもちろん豚は食用なので鍼などは打たないようだが、牛馬は軍事・農耕用に働いてもらう必要があり、犬は愛玩動物だったので、元気がないと鍼を打ったりしたようだ。

*1:昔から獣医の世界では「牛馬豚犬」と言ってひとくくりにするそうです