世界バスケ

昨日からバスケットのFIBA世界選手権(独占放映権を持つTBSは「世界バスケ」と呼んでいる)が始まった。今年は日本がホスト国。
世間的にはほとんど話題になっていないようだが、昨日の日本vsドイツ戦、今日の日本vsアンゴラ戦を見てみた。


今回の日本代表には、注目の田臥勇太選手が、NBAへの挑戦を続けるために出場を辞退している。この時点で、すでにしてアレなのだが…。
「双子のツインタワー」竹内兄弟や、「世界に通用するスピードを持つ」イケメンポイントガード五十嵐圭など、なんとか盛り上げようとキャラ付けにTBSも必死である*1
私は今回の代表選手は誰一人としてこれまでプレーを見たことがないのだが、2試合を見てみて、若い…というか若すぎるという感想を持った。プレーが荒すぎる。シュートも全然入らない。ディフェンスリバウンドも全然取れない。五十嵐君はただ直線的に突っ込んでいくだけで、決まれば見事なペネトレイトと言えるのだが…体格も動きもいい外国人選手の前では、良さが全然出せていない。
アンゴラ戦は第3クォーターで見るのをやめてしまった。多分もう日本代表の試合を見ることはないだろう。


ところでバスケの世界選手権といえば、なんといってもアメリカ代表チームが魅力的なのだが、米国が予選で入ったグループDにはイタリアや中国も入っており、なかなか面白そう。今日も夜にアメリカvs中国戦があるのだが、これはさすがに地上波では中継されないのか…。
無理やり日本代表の全試合を流すのではなく、こういった面白カードを優先的に流してこそ、バスケの人気向上につながると思うのだが。現状は完全にバレーに押されている。


あと思ったのだが、中継のアナウンサーが一本調子で面白くない。「うるさいうるさい」と言われるサッカー中継のほうが、盛り上がりという意味ではまだマシかも。
めざましテレビ」の大塚範一アナ(NHK時代にBSでNBA中継を担当)とかに実況して欲しいなあ。解説は元熊谷組ヘッドコーチの倉石さんで。