「24」

ようやくシーズン1を見終わった。24時間あれば、人は変わってしまうし、本質も暴かれるという話だと思った。
24時間に起きた出来事がリアルタイムに進行、というのが売りだが、逆にそこが制約にもなっている。ドラマトゥルギーの手法として、「それから一年後…」なんていう時間の飛躍はよく用いられるが、それができないばかりに物語に深み(奥行き)を付けようがないのだ。
やるとしたら、過去に起きた出来事に起因するハプニングや人間関係を持ち出すしかない。
とはいえ、その制約こそが魅力になっているのは事実。今さらながら。