「ボウリング・フォー・コロンバイン」

テレビ東京でやっていたやつを見ました。
1999年4月20日アメリカはコロラド州のコロンバイン高校で起きた、高校生による銃乱射事件を取っ掛かりとして、「銃社会」アメリカの問題点をあぶりだすドキュメンタリーの意欲作。と私がここで説明するのもアレですが。
フローレンスを取材中に偶然ムーア監督が出くわしたテレビの撮影スタッフが、「空手道」と漢字でプリントされたTシャツを着てたり、ラスト近くに出てくる銃砲店の客が「FUCK EVERYBODY」と書かれたキャップをかぶってたり。そんなところを見るにつけ、嘆息。
あとこれはムーア監督の作戦かもしれないけど、Kマートの広報担当者やNRAの広告塔たるチャールトン・へストンの談話なんかよりも、「サウスパーク」の作者マット・ストーンや、マリリン・マンソンなんかのほうがよっぽどマトモなコメントをしているのが印象的でした。