『戦争における『人殺し』の心理学』

デーヴ・グロスマン・著。ISBN:4480088598
ここ最近、「シルミド」とか「ブラザーフッド」とかを見て、あるいは一連のイラク情勢なんかを見て、戦場で人を殺すのってどういう感覚なんだろうなあ…などと思っていたときに、本屋さんで見つけたのがこの本。
著者は元アメリカ陸軍中佐で、教官畑を歴任してきた人。戦争に参加した兵士たちのインタビューや数々の研究論文をもとに、実戦における兵士たちの心理を分析。ワーテルローアウステルリッツなどの古典的戦争から、朝鮮戦争ベトナム戦争といった現代戦まで、いろんな戦争が例にあげられております。
かなり面白くて(interestingってことね)、いいペースでもう半分以上読みました。実は今週いっぱいまで夏休みをとっているので、読みきってしまおうと思ってます。避暑地に逃げ込んで。
避暑地で戦場を思うこの矛盾。