「ロスト・イン・トランスレーション」

今日、新宿武蔵野館でレイトショーでかかっていた「ロスト・イン・トランスレーション」を見てきた。3月に泊まった新宿パークハイアットが舞台だったので、すごく公開を待っていた映画です。
もっと淡々としている映画かと思ってましたが、意外とオーソドックスな男女の出会い&別れ物語でしたね、旅先での。これで舞台が日本で無ければ、ほんとどーでもいいお話のようにも思えましたが、そこはそれ、西洋化された文明国(イヤな呼び方だ)ではあるもののエキゾチックな全く異質の文化を持つ国として、「日本」である必然性があるのでしょうね。英語ペラペラでサーフィンやってマリファナ吸ってる若者もいれば、LとRの発音が下手な娼婦とか「テンション上げて!」なんて和製英語を振りかざすCMディレクターもおり。和洋折衷。西洋に近いんだけど、本質は違うってことで、よりボブ(ビル・マーレー)の異邦人としての孤独感が強調されるのだと思います。…しかしああいう感じの出会いがあるのなら、私も泊まったときに41階のラウンジでウイスキーでも飲んでみればよかったかも(笑)。イッツ・サントリー・タイム!
あと、思ったよりスカーレット・ヨハンソンさんのガタイがよさそう(笑)なのが目に付きました。一緒に見に行ったツレは、オープニングのかわいいお尻、アレはきっと吹き替えだって主張してました(笑)。