生き物を飼うということ

誰もが一度は通る道だとは思うが、最近長男が「動物を飼いたい」と言ってきた。
まずはベランダで育てているカブトムシの幼虫の世話をしなさいよ…という話なのだが、まあ小動物を飼いたいという気持ちはよく分かる。反応があるものを自分の責任において飼う、というのは、人間として成長するワンステップのようにも思う。
ただ、私は生き物を安易に飼うことについて、かなり懐疑的なので、彼にそれなりの分別がつくまでは首を縦に振らないつもりだ。その気持ちが、つれあいにはよく理解できなかった(説明できなかった)ため、夜中にこの件について2人で一時間ほど口論となった。
つまるところ私は、生き物が死ぬのを見るのが嫌なのだよ。あの、ペットロス状態になるのが嫌なのだ。