「2012」

2012 スタンダード版 [DVD]
マヤ暦には(西暦に直すと)2012年12月21日以降の暦がないことから、その日が世界の終わりなのでは…? という話があって、ノストラダムスの「1999年7の月」とともに、オカルトファンの間ではすっかりお馴染みのアニバーサリーとなっている。今年はいよいよその日が来るということで、この説に明らかにあやかったと思われる映画「2012」も、いま見ずしていつ見るんだ! …ということで、レンタルしてきた。
この映画自体は2009年に公開されたものなのだけれど、「はいはい、エメリッヒの無駄に超大作映画ね」ということで見事にスルーしていた私。結論から言うと、スルーのままでよかったなこれ。ご都合主義のカタストロフ&危機一髪が延々続きも続いたり2時間半。マグニチュード10.9の大地震のなか逃げていくシーンとか、ひどすぎて笑える。
日本よ、これが(B級)映画だ!
でもむしろそういう天変地異シーンだけひたすら続けてくれたほうがよかったかも。途中のドラマシーンなどは、正直寝てしまった。舞台が2012年である理由もよく分からなかったんだけど、ひょっとして寝ている間に何らかの説明があったのかな…?