姫路:おでん能古

仕事のため、2年ぶりに姫路を訪れた*1。姫路城は「平成の大改修」工事のまっただなかで、前回の訪問の直後に天守閣全体を覆うカバーがかけられていた。

外から見られなくなった分、天守閣のてっぺんまで足場を登って見学ができるようになっているそうだが、今回は見に行かなかった。


夜はひとりだったので、さて何を…と思案した結果、前回も伺った姫路おでんのお店「能古(のこ)」を尋ねることにした。

ママさん(私が店に入った頃には先客と杯を交わしてすでにご機嫌だった)に妙に気に入られ、唐突に「手相を見てあげるわ」と手を取られる。「うーん、結婚してるわね」とか「東京から来たわね」とか、ぱっと見で分かるような鑑定ばかりで苦笑。
「こんなの食べたことないでしょう?」と出されたのは、今朝獲れのいかなごの釜あげ。

いかなごくぎ煮はうちの子どもたちも大好きだけど、釜あげはというのは産地ならではの食べ方。いかなごって、もとはこんなに大きくてプリプリした魚だったのか。思わず私も酒盃を重ねてしまった。

*1:2年前の訪問については2012年6月4日の日記参照。