ふしぎな夢、ふしぎな光景

約10年前に亡くなった友人が出てくる不思議な夢を見た。
夢のなかで彼は故郷の金沢に住んでいて、そこから消息を書いた手紙をくれたという内容だった。文面は、「喫茶店を営んでいるアイスランド出身のピアニストがいて、ずっと懇意にしていましたが、50歳にして彼も死んでしまい、こちらは随分とさびしくなりました」という感じで、濡れた封筒に融けかけの氷がひとかけら入っていた。


奇妙な気持ちで朝5時ごろに目が覚めて、ホテルの部屋のカーテンを開けると、火事で焼け落ちた家が窓の外に見えた。昨夜は遅くに福岡に到着したし、どしゃ降りの雨だったので全然気がつかなかった。
これもまた不思議な気持ちにさせられた。


たぶん疲れているのだろう。