構造的問題

大相撲の野球賭博問題を特集した今日のNHKクローズアップ現代「大相撲 “存亡の危機”」が、非常に興味深かった。
番組内でNHK記者が指摘していたが、日本の「伝統芸能」の世界は興行収入とはあまり関連性なく収支が成り立っているのが特徴的。つまり相撲のタニマチ的な旦那衆(スポンサー)の存在が、観客の存在よりもはるかに大きいのだ。
極端な話、観客がいなくても収支が成り立つ。そういう体制そのものが、問われているのかも。