冬の訪れ

朝愛娘と近所の公園まで散歩しに行ったのだが、本当に凍てつくような寒さ(画像はトップロープに上って場外にスワンダイブしようとするレスラーのイメージ)。父娘ともに鼻の頭を真っ赤にして帰宅する途中、ついにちらちらと雪が降り始めた。


玄関先に飾る絵をそろそろ変えようと思い(4ヶ月以上前に描いた織部風ツバメの絵*1のままだった)、年末年始に相応しい題材を探していて、最近読んでいるメルヴィルの『白鯨』に目が留まった。
白いというだけで霊獣っぽい感じがするし、欧米ではクジラはキリストの暗喩だったりするらしい。
黒い画用紙に白のパステルでクジラを描いて(岩波文庫版の表紙のパクリです)、背景をどうしようかと思ったけれど、いっそ黒のままというのも水墨画のネガのようでいいかな…と思い、とりあえずこのままで額に入れた。

どうでもいいけどここに来て俄然クジラや捕鯨の歴史に興味が沸いたので、『白鯨』を読むかたわらで捕鯨に関する本を読み漁って勉強している。いろいろと興味深い。