夕食会

たまたま仕事で新潟に来ていた先輩を夕食に招く。先輩が英国から日本に戻ってからは初めての会食。
以前東京に住んでいた頃に夕食にお招きしたときは、愛息もまだ幼かったし、愛娘はまだ生れていなかった。
先輩は旅行が好きで、ロンドン赴任中は休暇を利用してヨーロッパ中を徘徊したらしく、また帰国後も一人でケアンズに行ってバカンスを満喫したりしていたそうだ。私も来年あたりはまとまった休暇を取るつもりなので、どんな過ごし方がよいかあれこれと旅行話を。個人的には南米(とくにブラジル)に行きたいのだが、治安や輸送時間を考えると子連れでは辛そう。意味もなく鎌倉あたりでウィークリーマンションを借りて地元民になりきる…というプランもある。


それはともかく、先輩がスコットランドを旅したときに購入したというウイスキーをプレゼントに頂戴した。「Edradour」と書かれたその上には、よく見ると小さく「Scotland's Smallest Distillery(スコットランドで一番小さな蒸留所)」とある。
以前私がスコットランドの蒸留所を回ったときに買ったガイドブックを紐解くと、こんな風に説明されていた。

エドラダワー蒸留所
 蒸留スタッフはわずか三人。これは創業以来変わらず守り続けてきたこの蒸留所の決まりである。一八二五年に地元の農夫ジョン・マクグラシャンらが友人とともに蒸留所をスタートさせている。周辺の農家の人たちが自ら楽しむために作った蒸留所であった。そのため規模は最初から小さかった。

1980年代からシングルモルトが出荷されるようになったそうだが、今でも創業当時のままの規模・施設でウイスキーを作っているので、流通数そのものが少ないそうだ。
これは面白いものを頂いた。ありがとうございます。