視聴率とは

マスコミ関係の方たちと飲み会。
テレビもラジオも新聞も、非常に厳しい状況だという話に終始したように思う。「出口の見えない暗く長いトンネル」なんて表現も出ていた。
マスコミは大衆に情報を伝える社会の公器である一方で、私企業である以上利益の追求は必須となる。スポンサーから高い料金で広告を取ってくるのも、「読まれている」「見られている」という裏づけがあってこそのもの。その意味で、視聴率について「視聴者からの評価」ではなく「スポンサーへの説得力」という表現をしていた人がいた。
つまり、視聴率や販売部数が半分になるということは、その局や印刷物の広告価値が半分になるということ。逆に倍になるということは、広告価値が倍になるということ。それが営業サイドから見たマスメディアなのである。
何を今さら…という話かもしれないが、この手の生臭い話が最近は妙に頻繁に聞かれるので…。