鬼について

最近愛息もストーリーのある絵本が理解できるようになり、桃太郎だの一寸法師だの日本の昔話系の絵本をよく読み聞かせしている。
それら昔話の世界では「鬼」という存在が比較的ポピュラーで、ストーリーを分かりやすくするためにさんざん「悪くて怖い人たちなんだよ」と教え込んでいるせいか、愛息にとって「鬼」というのがとてつもなく恐ろしいイメージとして立ち上がってきているらしい。悪ふざけをしている時に、「そんなことしてると、鬼が来て食べられるよ！」と叱りつけると、割と効果的なのだ。
今日は節分だったので、「豆を食べると鬼に食べられないよ」と教えたところ、思いつめたような表情で食べていたのが印象的だった。