100万人のキャンドルナイト

今年も夏至がやってきた。ここ数年、夏至になると話題になるのがこのキャンペーン。

私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2008年の夏至の日、6月21日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
http://www.candle-night.org/jp/

一部には「ロウソクを燃やすほうが二酸化炭素の排出量が多くなる」といった議論もあるようだが、まあこれはこれとして意識を高めるためのキャンペーンだと割り切って、参加したい人は参加したらいいと思う。


しかしテレビでエコとかロハスとか言ってるのを聞くたびに、だったらとりあえずテレビの深夜放送枠を各局1時間でも減らしたらいいのに、と思う。というか、24時間放送をしない日とかを作れば、ものすごい話題になって逆に効果があるのではないだろうか。それで空白になった新聞のテレビ欄に、テレビ局としての意識表明でも出せば、凄くかっこいいと思う。
新聞といえば、新聞や雑誌で同様のエコ特集が組まれているのを見たときも、無駄なページやチラシをなくせばいいのにと感じる(何が無駄と思うかは人それぞれだけど)。これもたとえば「地球環境を考えて休刊の日」とかを作れば話題になるだろうな。
でもこういう議論が高まらないのは、我々がどっぷりと消費生活に浸かっているからでもあるけれど、何よりも電気や資源を消費しているのがマスコミであるからに他ならないような気がしてならない。テレビやラジオの放送枠、新聞や雑誌の流通を減らせば、自分たちの首が絞まるから。だから間違っても「24時間放送をしない日」とか「環境を考えて休刊にする日」なんてのは実行されないだろう。


あと24時間営業のコンビニやスーパーやレストランなんかも、本当に必要なのかな。