美作:武蔵の里

途中立ち寄った、大原町にある「宮本武蔵生誕の地」。
なんか変な形のドームみたいな建物があると思って近寄ってみると、「武蔵武道館」…。カブトを模しているのでしょうか?


こちらが「武蔵生家址」。武蔵は天正12年(1584年)にここで生まれたと伝えられています。
現在は瓦葺の家ですが、古くからの茅葺の家は昭和17年に火災にあって焼け落ちてしまったとか。ただ、大黒柱の位置は当時のままだそうです。武蔵の姉方の(?)子孫の方が、現在も住まわれているようでした。


当地で見つけた、吉川英治さんの句碑。

(左)露しとど 武蔵の道の果てもなく
(右)さみだれや 武蔵の里の栗の花


左の写真は武蔵の墓。九州にあるお墓から、後世に分骨して埋葬したものと書いてありました。ここには写っていませんが、この周りには父親の平田無二や祖父の平田将監をはじめ、一族のお墓が建っています。奥に写っているのは、「武蔵神社」の社殿。
右の写真は、武蔵の真筆による「戦気」の文字を、拡大して刻字した石碑。



美作から鳥取へ向かう途中、鳥取県の智頭のあたり。千代川の堤の桜並木は、ほぼ満開でした。