NBA at 50
先日アマゾンで安くなっていたので、思わず他の注文のついでに買ってしまった。
1996年にNBAが誕生50周年を迎えた際に作られた、NBAの歴史をひもとく一本。なぜか進行役はデンゼル・ワシントン。
アメリカ各地のスタジアム経営者が、空いている日を埋めるために設立したのがNBAのはじまりだそうで、設立から60年代までは全然人気がなく、試合もボールをひたすら回すだけの単調なプレーが見られたり、客層も悪くて乱闘騒ぎが当たり前だったそうだ。
それが70年代に入ってエンターテインメント性を追求したABAという別組織が作られ、やがてこれもNBAに併合され、スター選手の時代がやってきた。
80年代、ラリー・バード率いるボストンセルティックスとアービン・マジック・ジョンソンのL.A.レイカーズの2チームが覇権を競い、NBA人気は急上昇。その後90年代はマイケル・ジョーダン(この人は84年からプレーしているが)をはじめとする超スター選手の時代で、オリンピックのアメリカ代表チームが、本当の意味での「ドリーム・チーム」だった頃。日本でも一大ブームとなり、私もこの頃にハマった。
このDVDは1996年に制作されたので、この辺で物語は終わっている。
50年間を平均的に振り返っているので、大昔の映像にも均等に時間が割り当てられており、単なるバスケのハイライトビデオになっていない。
(本当はもっと「ドリーム・チーム」時代の映像を見たいと思ったが、そういうビデオは他にもあるからそちらを見てくれ…ということなのだろう)
このDVDで、「ピストル・ピート」の愛称で親しまれたピート・マラビッチが紹介されていた。1979年には現役を引退し、その後1988年に急逝しているので、私は彼の現役時代はもちろん知らないが、ずっと見たいと思っていた動く彼の姿を見られて、感動した。
というのは、ピストル・ピートの少年時代を描いた自伝的な映画「ピート・マラビッチのバスケット・ボーイ」というB級映画を見たことがあって、以来ずっと気になっていたのだ。
- 出版社/メーカー: 日活
- 発売日: 1993/11/05
- メディア: VHS
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このDVDでその一部が見られて、念願が少し叶った。