永遠のシスターボーイ

毎月家にANAの機内誌「翼の王国」が届くのだが、その9月号に、美輪明宏さんの記事が載っていた。
「メケメケ」時代の氏のポートレイト(初見!)とともに、1968年の「黒蜥蜴」上演発表記者会見での三島由紀夫とのツーショット写真があった。
ちなみに美輪さんも、『禁色』に出てくるゲイが寄り集うカフェ「ルドン」のモデルとなった、銀座の「ブランズウィック」で二十歳前の学生時代にアルバイトをしていたことがあるという。後に「神武以来の美少年」と称された美輪さんは、当時はさぞや輝くような紅顔の美少年だったことだろう。
自決する一週間前に、日劇の美輪さんの楽屋を訪れた三島由紀夫は、両手に抱えきれないほどの薔薇のを持っていったのだとか。別れの挨拶の意味もあったのだろうか。