笑点40周年だよ! 円楽卒業スペシャル!

ということで、笑点40周年記念と三遊亭圓楽師匠の卒業記念の90分拡大スペシャルを見た。



「天国よいとこ昇天大喜利」というのには笑わされた。
思えば笑点は、ここ10年ほどはずっと「病気」「死」「老い」がネタとされていた。かなり稀有な番組だった。
それがここにきて圓楽師匠とこん平師匠が病に倒れ、ついにネタがネタを超えてしまったのだ。

40年前の貴重な映像。



圓楽師匠最後の大喜利。さすがに高座に上がるからにはかくしゃくとしていたが、「自分一人では心もとないので…」と、後任の司会者歌丸師匠とともに司会を務められていた。



圓楽師匠が「さらば」と声を掛けるので、それに対して何か返す…というお題のとき。さすがの毒舌家の楽太郎も、師匠の引退に感極まった模様で口数少なだった。それでも歌丸師匠に「何か言いなさいよ」と指名されると、

楽太郎「師匠、今までありがとうございました!」
圓楽「さらばだ」
楽太郎「…ところで『圓楽』の名前はいつ襲名できるのですか?」

と笑いをとっていた。



抱きつく山田君と、「40周年のめでたい席に出席できずに申し訳ない」というこん平師匠の手紙の朗読。「弟子のたい平のことをよろしく」という師匠のメッセージに、たい平も涙をこらえていた。



ということで次週からは歌丸師匠が司会者に。欠員補充として春風亭昇太大喜利メンバーに新たに加わることとなる。春風亭昇太は土曜夜にBSデジタル放送BS日テレ)で放映されている「BS笑点」という番組の司会もやっていたので、これはまあ予定通りの人選といったところ。



改めて、圓楽師匠、永きにわたりお疲れ様でした。