神保町：天ぷら いもや

仕事の関係で九段下に立ち寄った。今日はそのままNR*1だったので、九段一茶庵で蕎麦でも手繰ろう…と、懐手でにんまり（イメージ）。
ところが。お店の前にたどり着くと、入り口に「本日は6時で満席となりました」という不可解な張り紙が…（このとき7時半頃）。店内を覗くと、普通にお客さんが入っているのだが。蕎麦がなくなったということなのか？

意気消沈しつつ、ほかで夕食を済ませようと神保町方面へ歩きながらお店を探していると、気になる暖簾を発見。「天ぷら　いもや」とある。
カウンターだけのお店で、仕事帰りと思しきサラリーマンたちが、黙々と天ぷら＆白米を掻きこんでいるのがガラス戸越しに見えた。ピンと来て入店。
メニューは「天ぷら定食」（600円）と「えび天定食」（800円）の２つだけ。ほかに５品ほど天ぷらの単品（100円〜200円）があるようだ。安い！
天ぷら定食と、追加でしいたけを頼んだ。えび、いか、きす、かぼちゃ、春菊の天ぷらに、丼飯とお味噌汁が付いて、これで600円は安い！　上あごを火傷しつつも、ハフハフと夢中で頬張った。
ごま油で揚げる天ぷらには好き嫌いがあるだろうが、ギトギトにしつこい…というほどでもなかった。白米をたらふく食うには、これくらいでちょうどいいかも。

白木のカウンターはもとより、壁や天井にいたるまで驚くほどの清潔さで、手をかけて掃除をしているのが見てとれた。こういうお店は信頼ができる。

*1:No Return。一度使ってみたかっただけ。