帯広競馬場

携帯電話をなくしたショック(と二日酔い)も覚めやらぬまま、朝から帯広競馬場へ。
ばんえい競馬をナマで見るのは、今日が初めてでした。
馬券は単勝複勝枠連・馬複・馬単の5種類を発売。
予想のファクターとして重要になるのが、ダートの「含水率」。これが多いほど水を含んだ馬場となりソリの滑りが良くなるため、基本的にはスピード勝負になります。ちなみに本日は7.9%からのスタートでしたが、これはかなり水を含んでいるほう。

競馬場の人がいろいろと場内を案内して説明してくれる、「バックヤードツアー」なる企画に参加。それによるとここの本馬場(全長200メートルに障害2つ)の地下約60cmのところに、60℃ほどに保たれた不凍液が流れるパイプが埋め込まれているそうで、それによってコースの雪を溶かしているのだとか。
ちなみに昨日の最終レースは、降雪のため2年ぶりに中止となったのですが、そのときも馬場だけは雪が積もっていなかったそうです。中止にしたのは視界が悪くて騎手や馬の安全確保が難しいと判断されたため。



帯広競馬場の食堂で食べた豚丼。午後2時からは無料で豚汁も振舞われて、行列ができてました。地味だけど暖まって身にしみるサービスでした。美味かった!


ちなみに今日は、映画『雪に願うこと』の根岸吉太郎監督が来場していました。まったく知らなかったので驚きました。

監督が東京国際映画祭でグランプリを獲った際、「賞金でニンジンを買ってばんえい競馬の馬にあげたい」とコメントしていた、まさにその約束を果たしに来ていたのでした。


ばんえい競馬は意外と性に合って、予想も快調。ギャンブルに滅法弱い私にしては珍しく、少しですが儲けて帰ることができました。