黒七味

今日の朝食は、会社の近所の豆腐屋で買ったおぼろ豆腐。それに「とことん豆腐通」*1をかけ、京都の原了郭というお店で買った「黒七味」をパラパラとまぶして。
原了郭(はらりょうかく)さんは、初代が江戸時代の元禄のころに「香煎」*2の技術をおさめて「了郭」と号したのが今に続いている京都の老舗で、もともとは赤穂の義士・原惣右衛門という人の末裔だとか。
奇しくも「とことん豆腐通」も赤穂のほうのお醤油。
会社の我がデスクの上で赤穂の風味が時を超えて出会う不思議。…って、そんなご大層なものでもないけど。

*1:2004年11月25日の日記参照

*2:陳皮や茴香などの香りのある素材を粉末状に加工し、白湯に入れて飲用するもので、かつては一般庶民の間で広く飲まれていたという(原了郭HPより)