『サラリーマン金太郎』
なぜかいま、サラリーマン金太郎にハマってしまった。地震が起きたときもこれを読んでた。今日は7時間くらいかけて15巻まで一気に読んでしまった(マンガ読むの遅いんです)。
もう無茶苦茶なんですが、熱い男。こういうのに弱いんだよな…サラリーマンって。いや、私もサラリーマンですけど。「俺が言えないことを金ちゃんが言ってくれてる!」みたいな感情移入(キモッ!)。
しかしそれが許されるのも、「島耕作」なみの…いやそれ以上の強運と人脈があるから。島さんはピンチに陥ると美女が現れて助けてくれましたが、金ちゃんはピンチになると昔の暴走族仲間が現れる(笑)。あ、あと今は亡き大物政治家の元愛人だった銀座の超高級クラブのママ*1とか。
日本のサラリーマンは、銀座や祇園の高級クラブのママと懇意にならないと、出世できないのかな??
難題→人脈(銀座 or フィクサー)→努力→解決→出世→また難題…
というパターンの繰り返しで、金ちゃんは社長を目指すし島さんなんかは常務取締役まで行っちゃったけど、それって
強敵→友情(昔の敵)→努力→勝利→また強敵…
という、週刊少年ジャンプの黄金パターンとまるっきり一緒なんだよな*2。
金ちゃんが競馬の場外馬券売場を作ろうとしたり、ママが馬主でトレーニング・センターに馬を見に行ったり、なぜか競馬づいてるのが不思議でした。そういや本宮ひろし氏と交友の深い、田原元騎手らしき人も出てきてたな…。