注目の人

俳人☆茨木和生さん。毎週土曜日朝8時から放送している「NHK俳句」の選者のひとり。全部で4人いる選者のなかでは、ダントツでこの方が好き。
どこか榊莫山先生もしくは林家ペーさんを連想させる風体ですね。
奈良県のご出身だとかで、関西なまりが飄々としていて、今日なんかシースルーのラメ入りの得体の知れない薄物をTシャツの上にあわせてみたり*1してますが、お茶目な感じが愛くるしいです。大のヅカファンという一面も。

穴々に稲荷の鳥居 草いきれ   和生

「季語の現場」ということを大切にされておられ、頭のなかでひねるような俳句ではなく、実際にその場に行って句作することの重要性、またその情景が浮かび上がるような句景表現の必要性を説いておられます。
またそのお手*2が味わい深いのです。丸っこくて。

*1:改めて見ると故ジャンニ・ヴェルサーチみたい

*2:文字