「さよならをおしえて」/戸川純
戸川純ベストアルバム「東京の野蛮」(asin:B00000JSXY)収録。
私は待っているわ 愛してくれるまで
あなたを待っているわ さようなら
いつでも待っているわ 愛してくれるまで
あなたを待っているわ さようなら「たとえ大惨事が起きて濁流が走り街中が廃墟と化しても
シェルターの重い扉を開けてあなたを呼ぶ私!」私は待っているわ 愛してくれるまで
あなたを待っているわ さようなら さようなら
「たとえ私が事故で死んでもホッとしちゃいけない
幽霊になって戻ってくるわ あなたの名前を呼ぶために!」私は待っているわ 愛してくれるまで
あなたを待っているわ さようなら さようなら さようなら…
歌い出しは普通のポップス調なのに、一つ目のセリフ部分から急に野太い(宝塚の男役みたいな)声になって、おどろおどろしい内容に。朝の通勤電車の中でiPodで聴いてたのですが、思わずびっくりして目が覚めちゃいました*1。
先輩から上記アルバムの音源をいただいたのですが、聞いた瞬間に椎名林檎さんを連想。歌い方、歌詞の中の(そしてステージ上の)セックスアピール、曲のタイトルのつけ方…そういったすべてが。
とか思ってネット上をさすらったら、そんな言説が山ほど引っ掛かった。いまさらで、どうもすいません、ペコリ。
(内容の是非はともかく)わかりやすく二人を対比している文章を一つ紹介しておきます。
椎名林檎と2000年の風景〜ファム・ファタルの系譜〜
http://home.att.ne.jp/delta/insighter/musics/musicinsight1.htm
*1:ピーターの「人間狩り」のときと同じだ。さらにその後、地震が起きて電車が揺れた(笑)。