二十世紀の真実

知人から二十世紀(「にじっせいき」と発音するらしい)梨をもらいました。
その知人から聞いたのですが、実は二十世紀って、千葉県の松戸が原産地なのだそうです。しかも、品種改良とかそういうので作られたのではなく、なんと農家の子供「松戸覚之助」くんが、近所の農園のゴミ捨て場に生えていた小さな梨の木を偶然発見して移植したのが最初なのだとか! だからこの品種のルーツとか、そういうのはいまだに謎なのだそうです。
それが19世紀末のことで、日本最初の農学士渡瀬寅次郎により「この梨は次の世紀に王座を取るだろう」ということで「二十世紀」という名前が付けられたそうです。
どうでもいい話ですけど、なんか「モノに歴史アリ」って感じのお話ですね。