麦藁帽子

ドラマ版「人間の証明」が始まったようですね。またもや昔映画がヒットした作品。「砂の器」以来、こういうのが流行っていく予感がします。
人間の証明」といえば、西條八十の詩「帽子」ですよね。もともと原作者の森村誠一さんがこの詩に深い感銘を受け、そこからの発想でこの作品ができたそうです。

母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね
ええ、夏、碓氷峠から霧積へ行くみちで
渓谷へ落としたあの麦藁帽子ですよ

ここですごい思い出すのが、「ドラえもん」でのび太がこの詩を口にしていた場面。「あの日あの時あのだるま」とかいうエピソードだったと思いますけど。泣いてるのび太に、おばあちゃんがだるまをくれて、「だるまさんは転んでも起き上がるんだよ」とかいう、ホロリ系の話。
なんとなく、今年の夏は麦藁帽子を買ってみようかなあ。