「スイミングプール」

日比谷のシャンテシネで、「スイミングプール」を見てきた。「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督の新作。女性を撮らせたら抜群との評価が定まりつつありますね。
今回はベテランのシャーロット・ランプリングさんと、新進気鋭のリュディヴィーヌ・サニエさんの2人の女優が演技バトル。いわゆる「どんでん返し」が軸のお話なので、そこに至るまでの過程に説得力を持たせた(観客を信じ込ませた)演出に、酔いしれた感じ。小生意気で蠱惑的なサヴィエ演じる少女に、「そんな女いるかよ(いるなら俺もフランスの田舎にバカンスに行くぜ)!」とか思ってたら…。