『方丈記』

今朝の通勤電車の中で鴨長明の『方丈記』を読了。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。…」っていうあれですな。
というかこの有名な冒頭文以外、実は通読したことがなかったのですが、岩波文庫のページ数で言うと全部で40ページくらいの短い随筆なんですね。
系で言うと吉田兼好と同系ですね〜。なんか世を捨てたっていうよりスネたって感じの。これについてはまた後日、残る三大随筆の一つ『枕草子』を読んでから書きますが、男二人はスネててヤだねー。清少納言を見習えっていうか、基本的に男はスネる性(さが)なのか?