翻訳こんにゃく

ハワイ在住のアメリカ人が「日本語に訳してもらいたいテキストがあるんだけど、誰か翻訳してくれる人といくらくらい掛かるかを知ってる人いますか?」とツイートしてたので、「ちょっとの分量ならタダでやりますよ」とリプライ。で、訳してあげた。
「ちょっとの善意」が広く浅くつながりやすいのがソーシャルメディアのいいところだという人がいるが、こういうことか。
逆にいうと、「ちょっとの悪意」「無意識の悪意」も広く浅くつながりやすいということかもしれない。気をつけよう。

イニョチン

ブラジルの山奥に、「イニョチン(INHOTIM)」という現代アートの一大空間があるらしい。一日かけても回れないほどの巨大展示エリア、企業家が私財を投げ打って設立したところなど、香川の直島あたりを彷彿とさせる。
森と共生する巨大コンテンポラリーアート | OCNアート artgene.(アートジェーン)
ちょっと読む感じ、そんなに便利な場所にあるわけでもなさそうだけど、だからこそ「自然との対比」としてアートが眼前に屹立してくるのだろう。いつか行ってみたい。

維新八策

時間があったので「維新八策」を読んでみた。もちろん維新の会のほう。現場からの目線での問題解決策を真剣に検討し、一部大阪での実践にも基づいて提案しているところは、素直に良いところだなと思った。
…ただそこは諸刃の剣で、逆に国政側から地方を見た視点を欠いていると感じた。それはまあ地方分権を目指す立場での提言(現状へのアンチテーゼ)なんだから当たり前なんだけど、しかし道州制だって地方分権だって、中央政府には中央政府できちんとまとめ役としての役割は果たしてもらわないと、うまく機能しないと思う。