節分

愛息を幼稚園へお迎えに。
今日は(当然のように)園で豆まきをやったそうで、愛息はみんなの前で自作の鬼の面の制作過程や工夫ポイントについて割としっかりと説明したそうだ。
担任の先生に、「どうやら引っ越すことになりそうなので…」とひとまず連絡。去年の春に入園して、せっかく慣れてきたところで愛息もかわいそうなのだが、私が単身赴任するのももっとかわいそうなので、しょうがない。

「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」 

劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー [DVD]
愛息が見たがっていたので、ツタヤで借りてきた。
昨年の8月まで放映されていた、平成ライダー10周年記念シリーズ「仮面ライダーディケイド」。その劇場版。本編とは一応無関係…というか、本編そのものが、いくつものパラレルワールドを渡り歩き、そこで活躍する過去のライダーたちと絡み合うという話なので、この映画も数ある異世界の一つでの出来事という設定なのだろう(と思うけど正直よく分からなかった)。
「ディケイド」自体、過去のライダーへのリスペクトに彩られた…というと聞こえはいいが、あわよくば昔のネタでもう一儲けしようという趣旨の作品なので、初代ライダーからキバまでのあらゆるライダーを画面に引っ張り出すことそのものが目的であり、ストーリーや構成など二の次なのは、それはそれで理にかなっているのだと思う。
それにしてもこの破綻ぶりはどうだろう。「大ショッカー」とか大風呂敷を広げた割に、終わってみれば単なる幼稚な兄妹げんかに付き合わされただけではないか。最強の敵も、唐突に現れたディケイドの後番組の主人公「仮面ライダーW」によって簡単にボコボコにされるし。
こんなことならもう、最強のライダーの座を賭けて映画の序盤に行われる「ライダーバトル」だけを、年末の格闘技特番さながら延々90分見せられたほうがよほど面白かった。
ちなみに愛息も、戦闘シーン以外はあまり気に入らなかったらしい。

デクスター シーズン3

デクスター シーズン3 コンプリートBOX [DVD]
FOX+で今日最終回を放映していた。
デクスターシリーズは見始めると止まらない感じで、シーズン3もつれあいと一気に見た。
犯罪は回数を重ねれば重ねるほどバレる可能性が高くなると思うのだが(鳥取や埼玉の事件しかり)、その「犯罪エントロピー増大の法則」とでもいうべき定めから、デクスターだけが軽々と跳躍して活躍(暗躍?)しているのが、ご都合主義でもあり、面白いところでもあり。
その辺に飽きたら終わりという感じもするけれど、結婚や出産などいろいろと伏線をばらまいたエンディングに、早くも次シーズンの放映が待ち遠しい。