米子:酒処 稲田屋


ふらりとそぞろ歩いた米子の朝日町界隈、三が日明けの週末ということもあってか、それとももともと寂れているのか、閉店の店が多かった。そんな中、たまたま入り込んだ路地で昔の木造の商家をリノベーションしたようなちょっと感じのいいお店を見つけて入ってみる。
それがこの「稲田屋」というお店だったのだが、実はこれが地元では有名な酒蔵の経営する居酒屋で、結果的に大当たり。日本海産魚介や、オレイン55という地元和牛など地の物(鳥取の方言で「地下(じげ)のもの」という)をアテに、銘酒「稲田姫」やその限定版「稲魂」などの地酒をちびりちびりと。そして〆に大山蕎麦。正月から縁起がいい。
ちなみにここでメニューにあった島根名物だという「赤てん」という食べ物、初めて食べたけど美味かった。赤唐辛子を練り込んだ魚のすり身の唐揚げ。