「DA.GA.NE.」

突然だが、この春名古屋に引っ越すことになった。これまでの人生において、名古屋こそ何度か訪れてはいるものの、それ以外の東海地方はあまりご縁が無かったので、知らない文化に触れるのが楽しみではある。
それで、事前にいろいろとリサーチをしようと思って、真面目な本、統計、プレスリリースの類から適当なサブカルチャーに至るまでいろいろ渉猟しているのだが、これも外せないだろうということで発掘してきたのが、昔懐かしい「DA.YO.NE.」の名古屋弁バージョン、CHUBU END x SATOMI「DA.GA.NE.」である。
(ニコ動でしか見つからなかった)

私自身は「SPECIAL TRIBUTE TO DA.YO.NE」という、大阪弁北海道弁、宮城弁、名古屋弁広島弁、博多弁などの各バージョンが入ったアルバムを見つけて聴いたのだが、固有名詞の登場回数などから言って、最も地元色の濃いのが「DA.GA.NE.」かも。名古屋圏内でも尾張小牧ナンバーの車や三河弁をしゃべる人に対する差別意識が透けて見えたり、なかなか興味深い歌だった。

SPECIAL TRIBUTE TO DA.YO.NE

SPECIAL TRIBUTE TO DA.YO.NE

名古屋城とかナナちゃん人形とか東山動物園でボートとか、キーワードは揃っているのにイマイチ観光地として盛り上がらない、求心性に欠ける巨大な田舎…というのが、今のところの私の愛知に対する印象。