鳥取行

所用で鳥取へ来た。今回はつれあいの実家がある因幡ではなく伯耆地方が訪問地。雪は積もっていたが思ったほどではない。むしろ東京の身を切る寒風のほうが辛い。コンビニで大山白バラ牛乳を見かけて、鳥取来たわぁ、と感じる。
地元の最新の情報を仕入れようとTwitterで「鳥取」を検索すると、自治体関連のアカウントのフォロワー数が軒並み3桁だったのに人口の少なさを改めて実感する。一般人のツイートでは、「島根とどっちが左でどっちが右か分からない」とか、「この前のコミケ参加者数と県民数が一緒(58万人)」とか、「一生行かなそう」とか、「スタバやセブンイレブンがない」とか、ネガティブなコメントばかり出てくる。ほとんどは県外の人が書いてるけど。鳥取は逆にそれをウリにするといいと思う。自分も過去一年だけ鳥取市民だった立場で言わせてもらうと。
ちなみに「島根と鳥取、どっちが左か右か分からない」というのも一理ある話で、実は廃藩置県直後は島根と鳥取は一つの県だったことがあるのだ。当時は松江で開かれる県議会に出席するために、山路を越える途中で落馬して死ぬ議員が出たりするほど大変だったらしい。因幡地方(いまの鳥取市方面)と米子や倉吉伯耆地方が島根を離れていまの鳥取県になった日(9月12日)が「鳥取県民の日」なのだが、県民にとっては「(出雲からの)独立記念日」とも呼ばれている。